網膜剥離とは
眼底にはカメラでいうとフィルムにあたる網膜という膜があります。
この網膜は硝子体というゼリーのような組織で、ぴったりと眼底に押しつけられています。網膜剥離とは、この眼底から網膜が剥がれ、浮き上がった状態をいいます。
網膜剥離の症状
- 白い壁を見たときに蚊のような影が視野に入る
- 視野全体が暗く見える
- 目の前に雲のような物が浮いて見える
- 一瞬、視野の端に光が見える
網膜剥離の治療
網膜剥離は薬物では治療できません。手術が必要になります。
網膜剥離の手術は、はがれている網膜を元に戻すことが目的です。したがって、術後視力は進行の程度により異なってきます。
早期に剥離をみつけて、視力の良いうちに手術をすることが、視力の維持にとって大切です。